カルシウムで骨を丈夫に!
カルシウム摂れていますか?
「平成29年度国民健康栄養調査」では日本人は一日に必要なカルシウムの摂取基準を満たせていないという結果が出ました。
今回はカルシウムがどのようなものなのか少し触れていきたいと思います。
カルシウムは牛乳や小魚に入っていて骨を丈夫にするというイメージが強いですが他にも働きがあり、もう少し掘り下げると
・神経の働きや筋肉の収縮などのコントロール
・細胞の活動のコントロール
・血液の凝固(止血)
などがあります
骨を丈夫にするだけではなく、このようになくてはならない重要な働きを持ったものです。
カルシウムが豊富な食材としては牛乳小魚以外には
・豆腐
・ひじき
・卵
・ヨーグルトやチーズ
などがあります。
カルシウムは摂取すると小腸で吸収され血液中に入り、すぐに必要な分以外は骨に送られそこで貯蔵されます。
人体におけるカルシウムは99%が骨と歯に貯蔵されています。
そして必要なときに骨を削り、そこからカルシウムを取り出して使うという形になっています。
前述した通り、カルシウムは神経の伝達などに深く関わるもの重要な物質です。
これが不足してくると生命活動維持のためどんどん骨を削り、そこから出たカルシウムを使い生命を維持していく事になります。
慢性的にカルシウム不足が続くと、削られていった骨はどんどん脆くスカスカな状態になってきてしまいます。
これが行き過ぎると「骨粗鬆症」のようになり、骨折しやすい体になっていきます。
カフェインやアルコール類はカルシウムの吸収を阻害してしまいます。
摂取される際はこれらに気を付けましょう!
この記事へのコメントはありません。