【ダイエット・ボディメイクブログ】スーパー大麦とは
スーパー大麦という食品はご存知でしょうか?
オーストラリア連邦科学産業研究機構が10年かけて開発した大麦で、フルクタン、βグルカンという水溶性食物繊維とレジスタントスターチという難消化性でんぷんが豊富に含まれている注目の食品です。
食物繊維の量がなんと
白米の40倍以上
玄米の約7倍
となっています。
スーパー大麦の効果
豊富な食物繊維によって便通を促したり血糖値の上昇や脂肪吸収を抑制します。
以下のような食物繊維が含有されています。
・フルクタン(水溶性食物繊維)
・β-グルカン(水溶性食物繊維)
・レジスタントスターチ(難消化性デンプン)
レジスタントスターチは難消化性デンプンといい、食物繊維ではありませんがそれと同等の働きを示す成分です。
これらが善玉菌に分解され餌などになり腸内で働いてくれるのですが、それぞれ分解される場所が異なります。
フルクタンが腸の入り口近く
β-グルカンが入り口よりも少し奥の方
レジスタントスターチが腸の奥
なぜこのように働く場所が違うのかというと
それは3種類とも分子量が異なっており、善玉菌に分解される速度が違うからです。
フルクタン<β-グルカン<レジスタントスターチという順番に分子量が大きくなります。
分子量が小さいものほど善玉菌が分解しやすいので腸の入り口近くですぐ分解されます。
なのでフルクタンは入り口付近に生息する善玉菌の餌になります。
分子量が大きいものほど善玉菌による分解に時間がかかります。
そして食べ物は常に腸が奥へ奥へと蠕動運動で運んでいきます。
なので分子が大きいβ-グルカンは分解され終わる頃には腸の奥に届いており、腸の奥に生息する善玉菌の餌になります。
これらのように3つの食物繊維が腸全体に行き届くため、その整腸作用は目を見張るものがあります。
1日の摂取量
12gが推奨されています。
それ以上摂取しても12g摂取時とあまり効果は変わらないようです。
1回にまとめて12g摂るより、朝昼夜に分けて摂ると効果的です。
最近ではコンビニにスーパー大麦が入ったおにぎりなどを目にする機会が増えてきました。
一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
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