【ダイエット・ボディメイクブログ】熱中症に気を付けよう!
しばらく肌寒い日が続きましたが気温が上がり強日差しの日が出てきましたね。
気温が高くなるこの時期に多発するのが熱中症です。
外気温が高いため体温がうまく外に発散されない、大量の発汗で体内の水分やミネラルが失われることにより発生します。
去年8月の熱中症による救急搬送件数は全国で30410件でした。
屋外というイメージが強いですが、室内でも発生するので注意が必要です。
因みに熱中症という言葉は暑い環境で発生する障害の総称で、次のような種類があります。
・熱疲労
・熱痙攣
・熱失神
・熱射病
熱射病は聞いたことある方がいるかと思いますが、その他のものに関しては聞いたことがないという方が多いと思いますので、軽くご紹介していきたいと思います。
・熱失神
暑さでクラクラしたり失神する状態です。
体温を逃がすため皮膚血管が広がった結果、血圧が下がり脳まで血を送りにくくなり発生する意識障害です。
命に関わることは少ないそうです。
・熱痙攣(けいれん)
大量に汗をかきスポーツドリンクではなく水だけで水分補給した結果、手足などがこむら返りを起こす状態です。
暑い環境に晒された状況から数時間後~翌日に発生します。
人の汗には少量のミネラル分が含まれます。
大量の汗でミネラルを失った状態で水をがぶ飲みすると、血液中のミネラル濃度が低下します。
ミネラルは神経伝達や筋肉を動かすために必要なもので、それらが不足した結果こむら返りが起こります。
夏場は水やお茶だけではなくスポーツドリンクをしっかり飲みましょう。
・熱疲労
炎天下で脱水状態になり、体の中に熱がこもった状態です。
頭痛、吐き気、虚脱感、失神などの症状があり熱射病の前段階ともいえる状態です。
日陰に移動したり体を冷やすなど適切な処置が大事になってきます。
・熱射病
体温が40℃を超え、今までの中で一番危険な状態です。
熱失神、熱痙攣、熱疲労の症状に加え幻覚、内臓の機能障害、意識障害などが起きます。
最初は汗をかいていますが、そのうち大量の脱水により汗がかけなくなってきます。
極めて危険な状態ですので確実に救急搬送をしなければなりません。
以上が熱中症の分類です。
これらを防ぐためには冷房を上手に活用したり喉が渇いていなくてもこまめに水分補給することが大事です。
TRAINEESでは冷房がしっかり効いていますのでこれらの心配はありません。
次回はより詳しく予防法や対処法などを書いていきたいと思います。
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